Warning: Undefined array key 0 in /home/xs175144/test-sanwa.click/public_html/wp-content/themes/sanwa/header.php on line 95

Warning: Attempt to read property "cat_name" on null in /home/xs175144/test-sanwa.click/public_html/wp-content/themes/sanwa/header.php on line 95
Recra X note

LEADERS BLOG

2021.6.7 / 浜永 良成

どのオリジナル商品が売れているか、どの商品があまり売れていないか思い返した時に気づいたことがあります。

これまでに無い特殊な機能があったり、目にとまりそうな特長のあるそれなりのデザインの商品なのにそれほど売れず、なぜだろうと考えました。

自社の売れている商品には共通点がありました。

それは自社の都合や独りよがりではなく、その商品を使って頂く誰かを想像したり、ある状況の人を想定した商品でした。

それだけでも足りなく他には無い新しいひらめきが掛け合わさった商品が人の目にとまり、うまくいけば心にも届く。

そのことで自分たちが世の中や見えない人達とも繋がっていることを感じることもできる。

当たり前と言えばそうなんですが我々なりの商品創りに大切なことに気づきました。

2021.5.28 / 清水吉樹

先日ある報道番組で「瀬戸内海がきれいになりすぎて漁業に深刻な悪影響を及ぼしている」という内容の特集を見ました。細かい部分は覚えていないのですが、窒素やリン酸といった海洋プランクトンや海藻が必要とする不純物(栄養素)まで除去する「ろ過システム」を導入したことが遠因だとか。つまり、不純物はなんでもかんでも除去して海きれいにする!というコンセプトでの取組の結果、生物の生存に不可欠な「不純物(栄養素)」も失われ、生物が住みにくい海となったという何とも皮肉な話です。
もちろん、漁業に関係のない人たちは「少しくらい魚が減ってもきれいな海になるのだったらいいじゃないか」「きれいな海の何が悪いんだ!」と考えるかもしれません。「魚が減る=悪いこと」と考えることがそもそも偏った意見である、と。でもいくら海がきれいになっても、魚や動物がいない海ってつまんないですよね~。釣りもできないし、ダイビンしても魅力的ではないし・・・。難しい問題ですね。

さて、ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、日々の悩みに関してもなんか似たとこがあるなーと思いませんか?不安や不満や失望や憤り、そういった社会生活での人間関係に付随する様々な面倒な出来事。
「そんな悩みはすべてなくなれば良い!」
「悩みの無い世界にいきたい!」
とおっしゃる人がいますが、さてさて、はたしてそのような環境はどうなんでしょう。
海から不純物がなくなって何も住めない世界になるように、社会から「悩み」という不純物(?)が無くなった時、どんな世界になるのでしょうか。つまんなくて味気ない、もしかしたら人間が人間として生きることができない、そんな世界になるかもしれません。
僕は、日々あれこれ悩みながらなんとかしようとあがくこと、努力することが大好きです。前もお伝えした通りマゾなので(笑)
何の悩みもない(逆説的に何の喜びも無い)そんな理想郷ではなく、調和と矛盾と混沌に満ちた不完全だけど素晴らしきこの世界を、これからも楽しく前向きに生きていこう!
と改めて感じた瀬戸内海の出来事でした。

【PS】
最近「釣り」をはじめました。シーバスとアジ狙いです。下手は下手なりに「釣り」もなかなか面白い世界です。

2021.5.21 / 小平洋一

お酒好きの方はすぐにピンとくる「上善如水」・・・
そうです! 新潟県が誇る日本酒です!
しかし!! 今回はお酒の話ではなく、本来の「上善如水」の意味をお話しししようと思います。

「上善は水の如し。水(よ)善く万物を利して争わず。・・・」と言う老子の言葉(考え方)です。

水は万物を助け、育てて自己を主張せず、だれもが嫌うような低い方へと流れて、そこにおさまる。これが人としての最善な生き方である・・」と、述べています。
人間の努力や執念から遠ざることが人間の生き方の目標であると理解されている一見、弱気な消極的な思想に感じます。

しかし、そうでしょうか? 
「水」は流れ続ける事で大きな岩も砕きますし、昨今では水で車も切断できます。
また、器によってはどのような形にもなり、どのような隙間にも入って行けます。

そんな、柔軟ではあるけれども、力強い、底力のある生き方をしたいな~ と感じます。

2021.5.14 / 西河誠人

GWに友人から誘われてSDGsゲームを体験してみました。
ゲームに参加したメンバーが制約条件の中で
解決方法を連想していくものでした。
あるお題を前に、解決するアイデアを思い付いた人から話し、
次々とアイデアを出していきます。

やってみると最初は、かなりやっかいでした。
ゲーム時間が限られているのと、たいしたアイデアを
思いついていない状態で話すので、あー、えーと言いながら
しどろもどろに・・・
前の人が出したアイデアに乗っかったり、参考にしながら
自分のアイデアを話すのですが、何もない中ではさぐりさぐり
話していくと思いもつかないアイデアが出たりもしました。

率直な感想としては面白い!
またやってみたいと思いました。

このゲームの面白いのが
トレードオフになっている課題の解決策を考えるということです。

次回トレードオフについて少し触れたいと思います。

トレードオフとは、何かを得ると、別の何かを失う。
相容れない関係のことです。
三和の仕事でたとえると、
品質とコストどちらを重視するのか?みたいなことです。
日常にもこのトレードオフの関係になるものがたくさんありますよね。

みなさんも身の回りのトレードオフ考えてみてください。

2021.4.30 / 浜永 良成

エヴァンゲリオン最終章制作の数年間の取材記録でした。試行錯誤を繰り返し、自分が面白いと感じるもので無いと何度も何度もたとえ1年かけて作り上げたこともゼロからやり直す過程が記録されていました。

気になる言葉としては

・全身全霊をかけて自分の全てを吐き出しているので壊れた、鬱になった。

・自分と状況がリンクして、自分にあるものが作品になる、だから本物になる。

・作品に命をかける、自分が世の中でやれることはそれしかない。

・自分が考えたことなんか面白くない、それをくつがえすことが面白い。

・頭の中でつくるのではなく、自分の外にあるものを表現したい。

・自分の命より作品が大事。

凄まじい常軌をいっした生き様であり、難解なものもありますが心に強く迫ってくる言葉です。

宮崎駿さんは彼のことを
「庵野は血を流しながら仕事をする」
「万年青年の持つ生きづらさが映画に現れて、そこにみんなが共感する」
と話していました。

製作中の数年は終始、何を考えているかわからない虚ろな表情(私にはそう見えた)でしたが試写会の後は映像の中では見たことのない穏やかでつきものが落ちたような表情が驚きでした。
どちらが庵野秀明さんなのかはわかりません。

ビジネス的には成り立たないかなと思われる点(多くの人が関わっている1年の仕事を全て否定するなど)はあるものの後の記者会見では興行収入はロボットアニメ最高の100億円を目指すと明言していました。